学校長より

GREETING
 皆様にご心配とご迷惑をおかけしていましたが、12月初旬に、私を含め令和2年度文部科学省派遣教員6名がニューデリー日本人学校に着任いたしました。4月より日本各地の居住地からオンライン授業並びに学校運営に参加してまいりましたが、8ヶ月を経て在籍教員全員がニューデリーに集結することができました。この間、保護者の皆様、日本人学校理事会並びにデリー日本人会の皆様には、多大なるご理解とご支援を賜りましたこと、改めてお礼申し上げます。
 インド国内は、今も厳しい新型コロナウイルス感染症対策のため、児童生徒が学校に登校できない状況が続いておりオンライン授業を継続しています。
 4月当初インド在留と一時帰国を合わせた在籍者数は224名でしたが、12月11日現在で86名の在籍者数となっています。今は様々な事情でニューデリー日本人学校を離れることとなっても、コロナ禍が落ち着きを見せるようになりましたら、ぜひ戻っていただくことを祈念しています。
 このような環境下ですが、12月6日(日)にはオンライン「ナマステ☆INDIADAY」~ようこそインドへ!~が開催され、PTA役員の皆様と子どもたち代表の進行のもと、インド文化を知る楽しいひとときを過ごすことができました。
 また、翌7日(月)には今年度の「入学式」を行い、たくさんの方々から祝福と激励をいただきました。今年はオンラインでの「12月の入学式」となりましたが、小学1年生、中学1年生ともに凛々しい姿で式に参加することができました。

 今後も厳しい状況は続きそうですが、子どもたちと教職員と、保護者の皆様、関係者の皆様が「チームニューデリー」として一つになり、この大きな困難を乗り越えられるように、そして、一日も早く笑顔と元気な声が響き渡る学校が再開できますように、私たち教職員はその先頭に立って尽力してまいります。
 引き続き、保護者の皆様、学校理事会並びにデリー日本人会の皆様のお力添えをどうぞよろしくお願いいたします。
ニューデリー日本人学校
校長 足立 浩