学校長より
GREETINGニューデリー日本人学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
インドは悠久の歴史と文化を育んだ世界有数の大国です。世界一の人口を誇るといわれているほど人で賑わい、経済発展の著しい国でもあります。街中を歩いてみると、その車の多さ、人々のエネルギッシュな姿に目を見張ります。
そのインドの首都ニューデリーに昭和39年(1964年)に開校したのが、ニューデリー日本人学校です。本校はニューデリー及びその近在に在住する日本人子女に対し、日本国内と同等の初等・中等教育を行うことを目的としてニューデリー市のチャナキャブリに開校しました。最初はニューデリー日本人小学校として24名の児童からスタートしました。昭和44年(1969年)にフレンズコロニーの新校舎に移転し、昭和47年(1972年)に中学部が創設され、平成3年(1991年)に現在のバサントクンジに新校舎を建てて移転して現在に至っています。
児童生徒数は平成19年(2007年)に100名を越え、平成23年(2011年)には200名を越え、さらに令和元年には300名を越えて順調に増加してきましたが、コロナの影響で一時期100名を切るほどに激減しました。しかし、今年のスタートでは232名まで回復しています。
本校の設置主体は「デリー日本人会」で、管理運営は「学校文化教育ソサイエティー」が行っているインド政府に認められた私立の学校であり、またインドにおける日本の在外教育施設でもあります。
在外にある日本の教育施設として、義務教育においては、特に知・徳・体の調和の取れた日本の教育に加えて、海外ならではの体験や活動を取り入れて、児童生徒の国際性を養う教育を目指しています。
1 学校教育目標
2 めざす児童生徒像・・・尊敬される品格を身につけた児童生徒
○やさしい子(徳)
○がんばる子(体)
○わかりあう子(国際理解)
3 めざす教師像・・・児童生徒に寄り添い、豊かな心を育む教師
○やる気を引き出し、わかる喜び、できる喜びを与える教師
○児童生徒とともに活動し、笑顔と感動を共有する教師
4 めざす学校像・・・活力があり信頼される学校
○児童生徒の学力が向上する学校
○さわやかなあいさつが飛び交い、笑顔と感動があふれる学校
○環境(言語・物・人)の美しい学校
○保護者や日本人会の力や声を活かす学校
校長 尾後貫 智